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『居・職・住』さえあれば、人間は死なない!!

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少し前、

『居・職・住』

という言葉をネットサーフィン(死後?)していて見つけた。

 

僕はその言葉を知った時、すごく、

「的を得た言葉」

だと思った。

 

そのサイトは失念してしまっていたのだが、、、

 

今、ググってみたら「京都移住計画」というコミュニティの田村さんという方が言いだした言葉らしい。

「仕事があるから東京で働く」ことへの違和感 | ワクスタ(The Work Style Studio)

「居・職・住」のバランスを保つために、生きたい場所で働く---京都移住計画代表・田村篤史氏インタビュー(小川 未来) | 現代ビジネス | 講談社(1/4)

 

この、

『居・職・住』

という言葉、これからの日本には、めちゃくちゃ大事な言葉だと、僕は思います!!

 

日本が貧しかった、終戦直後の時代などは、

『衣・食・住』

という言葉が大事だったのでしょう。

それはすごくわかります。

 

食べ物がないと生物は死にますし、

家がないと雨風しのげませんし、

服がないと風邪をひきます、

この3点が生きる上で大事なことは、たぶん、幼稚園児でもわかるんじゃないでしょうか??

 

しかし、それから70年以上経過した現代日本。

飢えて死ぬ確率は極めて低くなりました。

いや、日本に関わらず、途上国と言われるカンボジアでさえ、飢えて死ぬ確率は非常に低く、米も余ってて、捨ててるくらいです!

 

衣類も現代日本では、笑うほど安く、高田馬場や大久保の古着屋に行くと、100円くらいで買える服がめちゃくちゃあります。

 

なので、

『衣・食・住』

のうち、「衣」と、「食」に困ることはほぼないのです。

(その2点に困ってる方は、とりあえず役所に相談に行きましょう!!)

 

住居に関しては、空き家が余りまくってる割にはまだまだ家賃は高いですが、死ぬほど高いわけではありません。

東京でフリーター生活でも、アパートの家賃くらいは払えます。

 

 

でも、日本人、特に日本人の若者は、

こんな豊かな時代でも、バンバン自殺していきます。

 

その要因は、結局、この国には、

『居・職・住』

が、決定的に足りてないからだと、僕は断言します。

 

その3つの中でも、飛び抜けて大事なのが『居』というコミュニティだと思います。

 

暗い話で恐縮ですが、僕が学生時代に住んでた学生寮の寮生は、卒寮後、少なくとも3人は自殺した人を僕は知ってます。

後輩なんて、卒寮直後の4月に死んだ。

 

それはやっぱり、卒寮したことで、

『居場所』

という名のコミュニティを失ったからなんじゃないかな?

って僕は思います。

 

ちなみに僕は在学時代に、

「ネットに駄文を書いてコミュニティを形成する」

「海外のゲストハウスに宿泊して承認欲求を満たす」 

という小技を習得していたので▼ギリギリ死ぬことはなかったですw

仕事なんて一生派遣でいいし、僕にとって、家族は『ブログ』と『ゲストハウス』でいい。 - A1理論はミニマリスト

 

「人間は、飢えて死ぬのではない、孤独によって、自ら死を選ぶのだ」

と、昔、そこそこ偉い人が言ってたけど、これはまさにその通りで、飢えてもない人間が死を選ぶのは「孤独」の二文字しかないように思える。

 

僕が下諏訪に月一で通う理由も、

東京に『居場所』がないからなんだろうな

と思う。

 

雇用が流動化し、一緒に働いてた人たちとも、仕事を辞めたり、派遣切りされたら会わなくなる。

会ったところで、話題がない。

 

 

一昔前は、『職業』に『居場所』と『住居』がセットになってたんだと思う。

会社の運動会に出て、家は社宅で激安、みたいな。

 

けど、今は会社なんていつ潰れるかわからないし、同じ会社で働いていても、隣の人とは別の派遣会社だ。

 

なので、会社を辞めたら、

『居・職・住』

の全てを失う。

 

これは▼人生の『SIMフリー』化ができてない例の最たるものだと僕は思う。

人生を『SIMフリー』化して生きていく日本の若者たち。 - A1理論はミニマリスト

 

いや、『職』や『住』を失うことはそんなに大きな問題じゃない、と、僕は思う。

 

一番、失って辛いのは、

『居場所』

という名のコミュニティなんじゃないかと、僕は思う。

 

あとは家さえなんとかなれば、お金なんて、ギリギリ死なない程度あれはいいのだ。

 

 

もしかしたら、

「おまえらが子孫を残さないから、日本の国力が落ちるんだ!」

と言ってくる人がいるかも知れませんが、、、

 

そんなこと、知ったこっちゃない!!

 

国家主義なんて▼幼児の病気みたいなものだ。

国家主義は幼児の病気である。それは人類のハシカである。(アインシュタイン) - A1理論はミニマリスト

 

僕から言わせれば「少子化」なんてのは▼「自然の摂理」だ!!

少子化は『自然の摂理』!人間ごときが『自然の摂理』に逆らうことのほうがよっぽど罪!! - A1理論はミニマリスト

 

 

人間が、毎日、心身ともに健康で、ポジティブに生きていくことこそ、人生の最重要課題であって、子供なんて、作りたい人だけが作ればいいだけだ。

 

子供なんて作っても、保育園もないし、わけのわからない受験勉強、わけのわからない就職活動に巻き込まれるくらいなら、産んであげないほうがお互いのためだ。

 

 

なので、

『居・職・住』

さえあれば、人間は死なないのだ!!

 

その中でも、まず、『居場所』!!

これがあれば、人間はギリギリ死なない!!

 

これが今までなかったからこそ▼00年代までの日本人の若者は日本自体がアホらしくなって、アジアの安宿街に向かっていたのだ。

日本を降りる若者たち (講談社現代新書)

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外こもりのススメ―海外のほほん生活

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居場所さえあれば、次に住居だろう。

これは空き家が余りまくってる現代日本では、上手くリノベーションすれば、安く住めるのでは?と思う。

 

で、そういうノウハウが詰まったコミュニティには人が集まるんじゃないかなって思う。

 

具体的には、『空き家再生プロジェクト』がある▼広島・尾道とか、

0円で空き家をもらって東京脱出! お試し版

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まもなく▼『リビルディングセンター・ジャパン』がオープンする▼長野・諏訪地域とかだ!!

2016年9月上旬の上諏訪『リビルディングセンター・ジャパンお助け隊』記事ダイジェスト版!! - A1理論はミニマリスト

 

 

居場所と住居!!

その2つさえあれば、仕事なんて、ギリギリ死なない程度あればそれでいい。

 

尾道や上諏訪でも、仕事は探せばあるし、仕事しながらブロガーとかアフィリエイターしてれば、時間はかかるけど、そこそこお金が入ってくると思う。

 

 

現代日本人を救うキーワードは、この、

『居・職・住』

であり、

この3点を押さえられた自治体に、若い移住者は引き寄せられるように集まってくると思う。

ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり

 

 

というわけで、全国の『消滅可能性都市』の自治体の皆さん!!

 

若い移住者を集めるキーワードは、この、

『居・職・住』

であり、その中でも飛び抜けて大事なのは、

『居場所』

という名のコミュニティですよ!

ってことで!!


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