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『天動説の人生』と『地動説の人生』。

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今日の朝▼こんな記事を読みました!!

「一人旅歓迎」の温泉宿はなぜ増えているのか | レジャー・観光・ホテル | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 

 

この記事は、ゲストハウスとか一人旅に慣れた人なら前半は「まぁ、そうだろう」で終わりなのですが、▼後半になればなるほど面白くなっていきます!!

 

「天動説の旅人」と「地動説の旅人」

旅人には、2種類いると筆者は思っている。

いや、同じ人でもジキルとハイドのように二面性を持つと言ったほうが正確かもしれない。

それは「天動説の旅人」と「地動説の旅人」だ。

 

「天動説型」とは「宿が自分に合わせてくれる」ことを期待する旅人のこと。

宿によっては、客に合わせることを「おもてなし」だと言う。

「客に合わせるのは宿として当然のことだ」と思われる方も多いかもしれないが、「もてなし」とは茶の湯の時代から主客対等な関係のうえに成り立つもの。

客に仕えるかどうかはその宿のサービスのあり方であって、普遍的な「もてなし」ではないと思う。

 

しかし、2名客以上になると、同伴者のことを過剰に気遣ってしまうせいか、この「天動説型」が一気に増える。

 

 

一方、「地動説型」は「自分が宿の個性に合わせる」旅人である。

旅慣れた人にはこの地動説型旅人が多いように思える。

郷に入れば郷に従い、その地の習慣やその宿のやり方になじもうとすることで、自らも楽しんでしまう旅のスタイルだ。

 

そして、一人旅の場合は「地動説の旅人」が多いように感じる。

気を遣う者がいないことで、自然とそうなるのかもしれない。

そのため、このことに気づいた旅館はあえて一人旅を取ろうとするのだ。

(※文字装飾・改行等はA1理論) 

 

なるほどな~

と思った。

 

『天動説の旅人』って、たぶん、社内旅行とか、町内旅行とか、修学旅行とか、もしくは親戚総動員な大人数での家族旅行とか、そうなりがちな気がする。

 

それって、『会社』『町内会』『学校』『親戚付き合い』という、「いつもの空間」を旅先にそっくりそのまま移動させているだけで、『旅人』というより『団体さん』という感じだと思う。

 

20世紀までの日本の『旅行』は、この『団体さん』メインで、この記事のブコメにも、

「一人で旅館を予約しようとしたら断られた。」

というコメントもあった。

(そういう方は是非是非▼ゲストハウスへ!!)

ゲストハウスガイド100  - Japan Hostel & Guesthouse Guide -

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『団体さん』達は、けして、自分の属するコミュニティの人間関係や力関係を崩さない。

「普段の生活でのピラミッド関係」

を、そのままで、天体を動かしているだけに僕には思える。

 

なので、旅自体を楽しむことは基本的になく、

「普段の生活でのピラミッド関係」

を維持することが主目的になってるんじゃないかって思う。

「普段の生活」というフィルターを通して、旅先を見ている。

 

逆に、それを脅かすサービスや、脅かそうと感じるサービスにはクレームを付けるし、(これは僕は日本人の悪い癖だと思うけど)集団であればあるほどさらに強気になったりする。酒が入っていたり、集団のドメインパワーが強かったり(一流企業・有名私立校等)、10人以上のグループだったりすると余計に手が付けられない。

 

彼らは、おそらくほぼ永久に、

「天が回っているのではなく、地球が自転している。」

ということに気づかないんじゃないかな?

って思う。

 

 

で、一人旅のバックパッカーとかは、その考えとは真逆で、

「『不便』は不便で楽しい。」

「『違い』を楽しむことが、楽しい。」

みたいなところがある。

 

彼らにとって、宇宙の星の配列は絶対的なもので、自分がグルグル回転することで、いろんな星があることに気づく。

そして、それを楽しむ。

 

これは旅先で会う人もそうだし、ゲストハウスで出会う、同じ一人旅の旅人にも同じように、

「こんな人も世の中にいるんだ!おもしろいなぁ!!」 

と考えることができる人が『地動説の旅人』なんじゃないか、って思う。

 

いわば、

「普段の生活でのピラミッド関係」

から、完全に解放された人達。

 

僕は、それこそが『旅』だと思っているし、その思想こそが一番、理にかなってるとも思っている。

 

 

で、

それって、人生そのものにも言える気がする。

 

伊達政宗も▼こう言ってるけど、

倹約の仕方は、不自由なるを忍ぶに在り。この世へ客に来たと思えば何でもなし。(伊達政宗) - A1理論はミニマリスト

 

『天動説の人生』を送ってる人から見れば、

「自分の会社での常識が『絶対』」

「自分の家族内での常識が『絶対』」

だと常に思っていて、その『自コミュニティ内での常識』をけして崩さない。

 

むしろ、目に映る人間すべてに『自コミュニティ内での常識』を押し付けてくる。

「30過ぎたら結婚するのが常識だ!」

「新卒で入社するのが常識だ!」

「名刺の渡し方はこうするのが常識だ!」

等々。

 

けして『天動説』を崩さない。

彼らの中では「地面が動いている」なんていうのは、想像さえできないのだ。

 

 

が、『地動説の人生』を歩んでいる人にとっては、「地面が動いている」というのは、すでに前提で、その前提の上で、自分をカスタマイズしようとしているような気がする。

だって、

そっちのほうが合理的で論理的な思考だから。

 

なので、常に『常識』を疑う。

『常識』なんて、たかがその人の半径50メートルくらいの共通認識でしかないということを本能的に知ってるから。

 

むしろ、

「『常識』をひっくり返す」ことのほうが重要

だとさえ考えている。

 

そういう人は、「自分の家」さえも「自分の家」だと思ってなくて、

「自分の家」は、単なる「この世」というゲストハウスの一角にある「カプセルドミ」くらいに思っていて、その「カプセルドミ」以外のすべてのスペースは『共有スペース』であり、そこには「いろんな人間」がいる

と考えているんじゃないかな?

 

そんな、

「カオスな世界」の住人が、共存共栄していく方法を、常に考えている人たち

が『地動説の人生』を送ってる人達だと僕は思う。

 

な、なにを言ってるのかわからないと思うが、、、

お、俺もなにを言っているのかわからない。。。w

 

 

ま、僕は『地動説の人生』を送ってる人達が大好きで、逆に『天動説の人生』を送っている人たちと残りの人生時間でアカウントする確率をミニマムにしていきたいと常々考え続けていますw(A1理論!!)

 

人は『自然体で生きる』ことこそが最善であり、「無理をして生きる」のは良くないと僕は考えている。

無理をして生きると筋肉が収縮する、筋肉が収縮すると血管が圧迫される、血管が圧迫されると血の巡りが悪くなる、血の巡りが悪くなるのは万病のもとだ。

つまり「無理をして生きる」のは健康に良くない!

 

「上善」(最も良いこと)は▼「水の如く」自然体で生きることだ。

白瀧酒造 上善如水 純米吟醸 瓶 1800ml

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黒田如水

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というわけで、僕は▼ガリレオ・ガリレイのように、人になんと言われようとも、、、 

ガリレオ・ガリレイ―地動説をとなえ、宗教裁判で迫害されながらも、真理を追究しつづけた偉大な科学者 (伝記 世界を変えた人々)

ガリレオ・ガリレイ―地動説をとなえ、宗教裁判で迫害されながらも、真理を追究しつづけた偉大な科学者 (伝記 世界を変えた人々)

 

「それでも地球は回っている!!」 

と言い続ける人生でありたい。

 

 

 

というわけで、まぁ、明日もゲストハウス宿泊です!! 

旅はゲストハウスに限る!!ww

ゲスハの極み!アッ―!!  


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